漢字検定を受験する人が増えてきましたね。芸能人でも取得者が多いですが、高校受験対策の一環として漢検受験する子供が多いですね。
高校入試の評価方法として、漢検などの資格を取り入れている高校も多く入試対策の一環として早い時期から漢検受験を視野に入れているようです。
今回は、漢検を受験しようとしている皆さんに向けて、漢検の日程や受験級の目安、おすすめのテキスト等を紹介したいと思います。
2018年度漢検の日程と受験級の目安
第1回:6月17日(日)
第2回:10月14日(日)
第3回:2月3日(日)
漢検 受験級の目安は
高校受験対策としては、優遇される級として3級以上が目安となるようです。
これを聞くと、じゃあ、もっと有利になるように準2級を受験しよう!となりがちですが、まずは自分の得意不得意を目安に確実に合格する級を受けるのが大切なのかなと思います。
自分がどれくらい得意なのか分からない!場合には、こちらで過去問をさっと解いてみてください。
【漢検】過去問
正解が半分以下だったらひとつ級を下げた方がいいかもしれません。
50%以上70%未満ならその級で、70%を超えるようでしたらひとつ上の級をチャレンジしてもいいかもしれません。
(準2級から7級までの合格基準は70%程度とされています)
ただ、これはあくまでも目安ですので、自分の感覚で「これならイケる!」「これは無理」で決めてもいいと思います。
学校によっては、級に関係なく合格していることが評価対象となる学校もあるので、繰り返しますが、まずは合格を目指して勉強することが大事かなと思います。
ちなみに、漢検のレベルは以下のとおりです。
4級 :中学校在学程度(1322字)
3級 :中学校卒業程度(1607字)
準2級:高校在学程度(1940字)
漢検おすすめテキスト
漢検の勉強方法は過去問対策とテキストの2本立てがおすすめです。
おすすめ問題集は
漢検3級漢字学習ステップ改訂3版 [ 日本漢字能力検定協会 ]
ステップ式になっていて勉強しやすくなっています。多くの漢検受験者が手に取る問題集ですが、やはり勉強しやすさはピカイチです。
過去問はこちらがいいでしょう。
漢検 3級 過去問題集 平成30年度版 [ 公益財団法人 日本漢字能力検定協会 ]
進め方としては、
①まず過去問で全体の出題の傾向をつかみ(たくさん解かなくていいです)、
②問題集をノートにやりながら繰り返し練習し(ここでたくさん練習!)、
③直前に過去問で仕上げていきます。
また、漢検は四字熟語の問題もあるので、参考として四字熟語辞典を持っておくと便利ですよ。
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![]() 漢検四字熟語辞典第2版 [ 日本漢字能力検定協会 ] |
おわりに
いかがでしたか。
受験生ともなると漢検と5教科勉強を両立するのはなかなか大変なこと。できれば中学2年までに漢検を受験して合格しておくといいですね。
3年生になっても頑張りたい場合、できれば第1回で、遅くとも第2回までに合格できていたいものです。早めに勉強を始めて、合格を勝ち取ってくださいね!